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◆ 同僚からの相談内容「偽ニュース」
先日、同業の方から相談された内容です。
徹子の部屋に出た孫正義がポロッと口にしてしまった「投資方法」
なんと「37500円」が半年要らずで「1000万」に‼️
これってやった方がいい?
その画像送るね!
以下、実際に添付されたフェイク画像。
※悪用禁止


答えは一択。
それ・・・詐欺ですよ。
AI生成です。
最近、InstagramやLINEなどで「読売新聞オンライン」とそっくりの見た目をしたニュース画像が出回っています。
「日本銀行総裁が孫正義氏の逮捕を求めた」など、過激な内容で話題になっていますが、これは完全なフェイクニュースです。
◆ 一見本物に見える「偽ニュース」
今回の画像は「arcadiaflower.com」という聞き慣れないサイトのスクリーンショットでした。
デザインやロゴは読売新聞そっくりに作られており、スマホ画面で見ると本物と見分けがつきにくい構成です。
しかし、ドメイン(URL)を見ると明らかに別サイトです。
本物の読売新聞オンラインは「yomiuri.co.jp」のみ。
それ以外のドメインを使ったニュース風ページは、信頼できません。

◆ フェイクニュースの特徴
- 内容が過激で感情を煽る(例:「刑務所で人生を終えるべき」など)
- あり得ない金額・投資勧誘が混ざっている
- 聞いたことのないURL(arcadiaflower.comなど)
- 他の主要メディアでは一切報道されていない
◆ 信頼性を確かめる3ステップ
- 複数の大手メディア(NHK・共同通信・読売新聞本体など)で同じ内容があるか確認
- URLをチェック:「.co.jp」以外や見慣れないドメインなら要注意
- 金銭・投資の誘導があれば即ブロック&通報
◆ フェイクニュースの裏にある目的
このような偽ニュースは、クリック誘導で広告収入を得たり、詐欺サイトに誘導することを目的としているケースが多いです。
「37,500円で1,000万円にします」などの表現がある場合は、詐欺確定レベルです。」
◆ もし友人から送られてきたら?
慌てず、まず「そのニュース、他の新聞にも出てる?」と一言聞いてあげましょう。
相手を責めず、落ち着いて事実確認を促すことが、フェイク拡散防止の第一歩です。
私たちは「見た目が本物っぽい情報」に惑わされやすい時代に生きています。
情報の信頼性を見抜く目を持つことが、自分と周りを守る最強のリテラシーです。
それでは、また明日!

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