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はじめに
こんにちは!
スマホやネットを使って、ゲーム・音楽・動画などを楽しんでいる人も多いと思います。
でもその中には、実は「契約(けいやく)」というルールが関わっているものもあるんです。
今回は未成年(18歳未満)が巻き込まれやすい契約トラブルと、その防ぎ方をやさしく紹介します。
1. 「契約」ってなに?
契約とは、「お金を払うからサービスや商品を受け取るね」と約束することです。
ネットで「〇〇を購入する」「同意する」などのボタンを押すことも、立派な契約行為になります。
ただし、未成年は契約に対して特別なルールがあるんです。
2. 未成年の契約トラブル、どんなものがある?
① ゲームの課金やアプリの定期購入
「無料」と思っていたのに、気づいたらお金がかかっていた!
定期購入(サブスク)は、解約しないと毎月自動でお金が引かれる場合があります。
② 通信販売での高額な買い物
ネット広告を見て「かっこいい!」「便利そう!」とつい注文。
でもあとで料金が高すぎたり、定期購入だったりして困ることもあります。
③ 悪質な勧誘(デート商法・副業詐欺など)
「簡単に稼げるよ!」「これ買えば夢が叶う!」という甘い言葉で高額商品を売りつけてくるケースも増えています。
3. 未成年の「契約の取り消し」ってできるの?
はい、親の同意がなかった契約は「未成年者取消権(とりけしけん)」というルールで、あとから無効にできることがあります。
ただし、注意も必要!
- 自分が「20歳以上です」とウソをついていた場合は取り消せないことも
- 自分から積極的に契約を進めた場合、取り消しが認められないことも

4. トラブルを防ぐためのポイント
- 「無料」の言葉だけを信じず、利用規約・料金表をよく確認しよう
- 勝手に申し込まず、家族に相談してから判断しよう
- 「これって大丈夫かな?」と思ったら、学校の先生や信頼できる大人に相談
5. もし契約してしまったら?
- クーリング・オフという制度が使えるかもしれません(8日以内など)
- 未成年だったことを伝えて、契約の取り消しを申し出ましょう
- 困ったら、消費生活センター(188)にすぐ相談を
「188(いやや!)」は全国どこでもつながる消費者トラブルの相談窓口です。
まとめ
- ネットでの「購入」や「同意」は、契約になることがある
- 未成年は取り消しができるルールがあるけれど、油断は禁物!
- 課金・通販・サブスク・高額商品の契約には特に注意しよう
- 一人で悩まず、大人や相談窓口に早めに話すことが大切
お金や契約のことは、むずかしく感じるかもしれないけど、正しく知ることがトラブルから自分を守るカギになります。
これからも、身近な生活の中で少しずつ学んでいこう!
最後まで読んでくれてありがとう!
また明日、お会いしましょう!



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