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テーマパークのアトラクション優先券(ファストパス)、花火大会の観覧席、さらには映画館の特等席や通勤電車のグリーン車。
私たちの身の回りでは、「お金を払えば、快適さ・特別さを得られる」シーンがどんどん増えています。
そんな時代を生き抜く子どもたちに、いま本当に必要なのが“金融教育”です。
有料化される「当たり前の体験」
- テーマパーク:昔は無料だったファストパスが有料化。「並ばずに乗る」には数千円単位の追加支出が必要に。
- 花火大会:早い者勝ちだった場所取りが、有料観覧席として数千〜数万円に。
- イベントやレストラン:予約時に「追加料金で特典」など、お金を使えば快適・優遇される設計が増加中。
つまり、「何にお金を使うか」「どう判断するか」が、子どもでも求められる時代になっているのです。
金融教育が必要な理由
- 「価値観」を育てるため:「安いから買う」「高いからよい」ではなく、自分にとっての価値を考える力が必要です。
- 「判断力」を身につけるため:限られたお金で何を優先するか?選択には計画性や比較力が求められます。
- 「我慢」と「満足」のバランス:すべてにお金をかけることはできません。予算管理の感覚を早くから養うことが重要です。

現実に即した教育が求められている
現在の日本の教育では、まだまだ「金銭感覚」や「お金との付き合い方」を学ぶ機会が少ないのが現状です。
- おこづかい帳をつけるだけでは不十分
- 「お金の使い方」よりも「稼ぎ方・増やし方・選び方」こそがこれからの教育の柱
- 子ども時代から「選ばないこと」も含めた金銭判断を体験しておくことが大切
家庭でできる金融教育のヒント
- 有料選択のときに一緒に考える:
「ファストパス使う?並ぶ?」など、体験ベースで金銭判断を共有しましょう。 - 「予算付き自由選択」の練習:
例えば「今日は2,000円までで好きなものを選んでね」という形で、取捨選択を学ばせます。 - 使った結果を一緒に振り返る:
「お金を使ってよかった?使わなければどうだった?」という対話が、金銭感覚を育てます。
まとめ:金融教育は“選ぶ力”を育てる教育
- 「お金を出せば得られる」体験が当たり前になってきた現代
- だからこそ必要なのは、お金をどう使うか・何を選ばないかを考える力
- 金融教育は、将来の家計管理だけでなく日常の選択力そのものを育てる
テーマパークの優先権ひとつ取っても、「なんとなく払う」のか「価値があるから選ぶ」のかで人生の積み重ねは変わっていきます。
子どもにも大人にも、いま求められているのは“考えて使う力”。
金融教育はその力を育てる、大切な土台になるのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また明日!



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