ネットワークビジネス(MLM)への注意喚起 ― 被害にあわないために

この記事は5分で読めます。

「友達に誘われて、ちょっとした副業のつもりだったのに…」

そんな言葉から始まるネットワークビジネス(MLM)の被害は後を絶ちません。

一見合法でも、実態は借金や人間関係の崩壊に発展するケースも。

この記事では、ネットワークビジネスの仕組みと、典型的な勧誘手口、注意点についてわかりやすく解説します。

ネットワークビジネスとは?

ネットワークビジネス(MLM)は「紹介すれば報酬がもらえる」として、会員が他人を勧誘して商品やサービスを広めるビジネスモデルです。

仕組み自体は合法ですが、過去には多くのトラブルや被害事例があり、厳しい規制が設けられています。

よくあるトラブル・被害

  • 高額な初期費用や在庫購入を強いられる
  • 友人・家族との関係悪化
  • 「簡単に稼げる」はずが借金だけが残る
  • 契約解除やクーリングオフの手続きが分かりにくい

典型的な勧誘手口

  • SNSや友人づてで誘われ、セミナーや説明会へ
  • 最初は「稼げる副業」として紹介される
  • 「カードを作ってお金を借りれば払える」と借金をすすめる
  • 「親には黙っておこう」と周囲から孤立させる
    ※厄介なことにネズミ講は違法ですが、ネットワークビジネスは違法でないのです⋯

実際の相談事例

事例被害内容
大学生A「簡単なバイト」と誘われ30万円の商品を購入。友人に断られ在庫が残る。
社会人Bセミナーで13万円の商品購入。収入はなく先輩との関係も悪化。
女性C「暗号資産の勉強」として100万円のセミナー契約。借金し後悔。

注意ポイントとアドバイス

  • 「誰でも稼げる」は危険なサイン
  • その場で契約せず、一度持ち帰って冷静に判断を
  • 必ず家族や信頼できる人に相談する
  • 少しでも怪しいと感じたら消費生活センターへ(局番なし188)
  • 借金しての契約・購入は絶対NG

まとめ

ネットワークビジネスは「友人からの誘い」や「気軽な副業」の顔をして、あなたの時間とお金、そして人間関係を奪っていくことがあります。

冷静な判断と、周囲への相談が被害を防ぐ一番の防御策です。

うまい話には、必ず“裏”があります。

忙しい中、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
正しい知識が、あなた自身と大切な人を守る力になります。
また明日!

コメント

タイトルとURLをコピーしました