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FIRE(Financial Independence, Retire Early)は「経済的自立」と「早期リタイア」を目指す生き方。
景気や人事に左右されにくい安定収入・手厚い福利厚生・計画可能な昇給テーブルを持つ公務員は、FIREと相性が非常に良い職種です。
本記事では、公務員ならではのメリットを中心に、早期リタイアを現実に近づけるポイントを整理します。
1. 安定した収入と計画性――“数字で積み上げやすい”
公務員の給与・昇給は制度的に見通しを立てやすく、キャッシュフローのブレが小さいのが強みです。
これにより、毎月の積立・年間の投資枠消化・ボーナス配分といった行動計画を年単位で固定しやすく、複利の威力を最大化できます。
2. 高い貯蓄率を確保しやすい
解雇・大幅減給のリスクが相対的に低いため、生活防衛資金を過剰に積み上げずとも安心度を確保しやすいのが公務員の特徴。
家計の固定費最適化+自動積立を組み合わせると、安定的に高い貯蓄率を維持できます。
共働きなら貯蓄フローはさらに強力です。
3. 充実した福利厚生・退職金――“土台が厚い”
社会保険・公的年金・育児介護休暇・住居手当などの福利厚生、そしてまとまった退職金は、FIREプランの下支えになります。
リタイア後の取り崩し額を圧縮できるぶん、必要資産額(目標ポートフォリオ)を小さく設計できる可能性があります。
4. 投資の継続力と心理的安定
収入の安定は、相場の変動局面でも積立を止めない一貫性を支えます。
暴落時の積立継続は長期成績を左右する要所。
定期的なインカムがあることで「下落で狼狽売り」ではなく「粛々と買い続ける」スタンスを取りやすくなります。
5. 資格・経験の活用で“サイドFIRE”が選びやすい
在職中に培った専門性・行政知見、所定の実務年数での関連資格(例:行政書士等)の取得により、リタイア後の副収入パスを設計しやすい点も公務員の強み。
完全リタイアでなく、生活コストの一部を副業収入で賄う“サイドFIRE”なら、必要資産額をさらに引き下げられます。
6. 時間価値の最大化――“早く自由を得る”という選択
一定の資産規模に到達すれば、定年前に自由時間を前倒しで獲得できます。
家族時間・学び直し・地域貢献・創作活動など、人生の再設計に早めに着手できるのは、長期的な幸福度の観点でも大きな価値です。
現場のリアル(声)
- 「昇給カーブが読めるので、年間投資枠の消化計画が立てやすかった」(元県庁職員)
- 「共働きの安定収入で貯蓄率が上がり、相場の波でもメンタルが安定」(現役市役所職員)
- 「退職金と公的年金見込みが見えることで、必要資産額の設計が現実的に」(ブログより)

“より確実に”進めるための実務ポイント
- 自動化の徹底:給与天引き・クレカ積立・ボーナス時の自動リバランスでブレを排除。
- 制度フル活用:新NISA・iDeCo・共済(必要保障に限定)を最適配分。
- 家計の固定費最適化:通信・保険・住宅の三大固定費は年1回は見直す。
- 目標設計:「必要生活費×25年」などの簡易指標+退職金・年金でオフセット。
- 出口戦略:取り崩し率(例:3.5〜4%)と税制・社会保険の境界をシミュレーション。
注意しておきたい点(バランスのために)
- 倫理・副業規程の順守:情報発信や副収入は所属の規程・法令を確認し、利益相反の回避を徹底。
- 地域・家族との調整:早期リタイア後の生活設計(働き方・住まい・教育)を事前に対話。
- インフレ・為替・税制改正:長期の前提は変わり得る。複数シナリオで見直しを。
まとめ――“制度の安定”を味方に、複利で前進
公務員FIREは、安定収入・高い貯蓄率・手厚い福利厚生・退職金・副収入の設計容易性が組み合わさることで、計画→実行→検証のサイクルを回しやすいのが最大の魅力です。
制度の安定を味方に、家計の自動化と長期分散で複利を積み上げましょう。
あなたの“働き方の選択肢”は、思っているよりも近くにあります。
本日もお読みいただきありがとうございました。
小さな仕組み化の一歩が、数年後の大きな自由に。
明日も、淡々と積み上げていきましょう。
また明日!



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