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「円安は悪いこと」──そう感じる人は多いかもしれません。
しかし2020年代後半、日本の経済構造と政治の方向性を考えれば、円安は“止められない流れ”です。
むしろ、円安の中でこそ資産を守り、増やすチャンスが生まれています。
今回は、高市政権下で強まる円安容認の流れを背景に、FIREを目指す人がどのように備えるべきかを解説します。
■ なぜ円安が止まらないのか
高市早苗氏が打ち出す経済方針は、明確に「成長と安全保障を優先」しています。
その結果として、日銀による金融緩和の継続や、防衛費・科学技術分野での財政出動が想定されます。
つまり、「円を強くする政策」よりも「経済を動かす政策」に軸足を置くことになります。
このスタンスが続けば、円高回帰よりも緩やかな円安容認が基本線です。
構造的にも日本は人口減少と低金利が続きます。
金利差・財政赤字・インフレ定着の三重構造が、円の価値を押し下げる要因になっています。
■ 円安は本当に悪いことなのか?
円安になると、輸入品の価格は上がります。
生活面では確かに負担です。 しかし一方で、海外資産を持つ人にとっては資産の円換算価値が上昇します。
たとえば、1ドル=150円から170円へ円安が進めば、 米国株や外貨建て資産の評価額は約13%も上昇します。
この「為替差益」は、株価が動かなくても発生するリターンです。
つまり、円安時代のFIREにおいては「外貨資産を持つ=インフレヘッジ」なのです。
■ FIRE達成者が取るべき資産構成
円安を前提にしたFIRE戦略では、資産を以下のように分けるのが理想です。
- 投資信託(S&P500・オルカン):70〜80% → 円安の恩恵を最大に受ける基幹資産。
- 現金・円預金:10〜15% → 緊急資金。インフレに弱いため最小限に。
- 暗号資産(BTC・ETH):5%前後 → ドル建て性が強く、外貨的分散効果あり。
- FXスワップ・ドル建てMMF:5〜10% → 金利差+為替差益を狙える“インカム資産”。
この構成なら、円の購買力が下がっても資産全体は実質的に増え続けます。

■ 円安容認=外貨保有のチャンス
今後もしばらくは、政府も市場も「急激な円高」を望まないでしょう。
円安が進むほど、日本円だけに依存する家計は実質的に“目減り”していきます。
FIREを目指す人にとって、資産の「守り」とは円を守ることではなく、 通貨価値の変化に強いポートフォリオを持つことです。
外貨資産・インデックス投資・暗号資産のバランスを保つことが、 円安時代のFIREを安定的に続ける最大の防衛策になります。
■ まとめ:円安はチャンスのサイン
円安を恐れて円預金に閉じこもるのは、もっとも危険な選択です。
むしろ「外貨で働かせ、円で使う」ライフスタイルこそ、 これからの時代に適したFIREの形です。
日本円の価値が下がる中で、あなたの資産はどう守るのか。
その答えは「世界に分散し、非課税で育てる」ことにあります。
円安はリスクではなく、FIREを加速させる追い風です。
今日も一歩ずつ、FIREへ──。また明日!🔥



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