【2024年最新版】日本の個人年収分布を徹底解説!平均・中央値・高所得層の割合まとめ

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「自分の年収は多いの?」「日本全体ではどれくらい稼いでいる人がいるの?」 そんな疑問に答えるため、2024年度の最新統計をもとに、日本人の年収分布をわかりやすくまとめました。

平均・中央値・高所得層の割合を見ながら、今の日本の“リアル”な収入事情を解説します。

2024年度の個人年収:平均と中央値

2024年度の個人年収の概要は次のとおりです。

  • 平均年収:458万円(国税庁統計)
  • 中央値:約370万円前後(推計)
  • 平均以下の割合:約61.9%

平均より中央値が低いのは、一部の高所得層が平均値を押し上げているからです。 実際には半数以上の人が年収370万円以下で生活しています。

2024年度の年収分布(全体像)

以下は、最新調査に基づく年収帯ごとの割合です。

年収帯割合(%)
300万円未満20.4
300〜400万円未満31.6
400〜500万円未満21.6
500〜600万円未満12.3
600〜700万円未満6.1
700〜800万円未満3.0
800〜900万円未満1.5
900〜1,000万円未満1.1
1,000万円以上2.4

この分布を見ると、300〜500万円未満の層だけで全体の約7割を占めています。

一方、年収1,000万円を超える人はわずか2.4%です。

年収1,500万円以上は1.2%未満2,000万円超は約0.6%に過ぎません。

「1,000万円プレーヤー」という言葉は有名ですが、実際はほんの一握りの人たちなのです。

年齢・雇用形態・業種で変わる年収

年収は年齢や雇用形態、業種によって大きく差があります。

  • 雇用形態別:正規社員 平均523万円、非正規社員 平均201万円
  • 年齢別平均年収(国税庁統計):
    • 20代後半:389万円
    • 30代前半:425万円
    • 40代:491万円
    • 50代:546万円
    • 60代以降:300〜440万円前後
  • 業種別平均: 情報通信業 649万円 / 金融業 620万円 / 飲食サービス業 264万円

特に情報通信・金融業は高めですが、飲食業などでは低い傾向にあります。

業種・雇用形態の違いが収入格差を生んでいることがわかります。

まとめ|2024年の個人年収分布を知ることの意味

2024年度の個人年収は、平均458万円中央値370万円前後。

300〜500万円未満の層に7割以上が集中し、年収1,000万円超はわずか2.4%です。

高所得層の中でも、2,000万円を超える人は全体の0.6%にすぎません。

年収分布を正しく理解することで、家計管理や将来設計に活かせます。

「世の中の標準」を知ることが、より現実的な目標設定への第一歩です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また会いましょう!

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