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「あなたにだけ教える特別な話があるよ」「個別でサポートするね」――そんなメッセージをSNSやLINEで見たことはありませんか?
実はこれ、詐欺師がよく使う手口のひとつなんです。
彼らは“個人的なやり取り”を通して相手の警戒心を解き、信じ込ませようとします。
今回は、その理由と、だまされないためにできることをわかりやすく紹介します。
詐欺師はなぜ「個人的なやり取り」をしたがるの?
1. 親しさを演出して信じさせるため
詐欺師は最初、とても親切で優しい言葉を使います。
「あなたの気持ちわかります」「自分も同じ経験をしました」といった共感の言葉で、心の距離を近づけてきます。
人は「分かってくれる人」だと思うと、警戒を緩めてしまうのです。
2. 個人情報や悩みを聞き出しやすいから
一対一のやり取りになると、他の人に見られません。
だからこそ、住所・家族構成・お金の話などを自然に聞き出すことができます。
詐欺師はその情報を使って、「あなたにだけ特別なチャンスがある」と言ってだまそうとします。
3. 証拠を残しにくく、他の人に気づかれないから
DMやLINEの個別チャットは、他の人が見ることができません。
だから、詐欺師は安全なふりをして話を進められるのです。
トラブルが起きても、証拠が少なく、被害が発覚しにくくなってしまいます。
4. 「恩返ししたい」という気持ちを利用するため
詐欺師は「相談に乗るよ」「君を助けたい」と言って親切にしてきます。
すると人は、「ここまでしてくれたなら…」と、お返しの気持ちが生まれてしまいます。
この心理を利用して、お金を払わせたり、情報を渡させたりするのです。

こんなメッセージは要注意!
- 「あなたにだけ」「特別に」「今だけ」などの言葉がある
- 個別チャットやLINEに誘導しようとする
- やたらとほめてくる・共感してくる
- 「誰にも言わないで」と秘密を強調する
- 個人情報(住所・学校・家族・お金)を聞いてくる
こうした言葉や行動が見えたら、すぐに「これは怪しいかも」とストップ!
どんなに親切でも、すぐに信じないことが大切です。
だまされないための4つのポイント
- 個人情報は教えない!
住所・電話番号・家族のこと・写真などは、知らない人に送らないようにしましょう。 - ひとりで判断しない!
ちょっとでも不安を感じたら、家族・先生・友達にすぐ相談を。 - 「特別」「秘密」「今だけ」には注意!
焦らせる言葉には、だましのサインが隠れています。 - 公式サイトや信頼できる窓口を使う!
個別DMではなく、会社や学校などの正式な連絡手段を使いましょう。
もし怪しいと思ったら
・すぐにやり取りをやめて、ブロックする
・スクリーンショットなどで証拠を残す
・家族や先生に相談する
・困ったときは「188(いやや)」に電話して、消費生活センターへ相談!
まとめ:やさしさの裏に“わな”があることも
詐欺師は「親切な人」を演じて、あなたを信じ込ませようとします。
でも本当に親切な人は、「秘密」「特別」「今だけ」なんて言葉は使いません。
本当に信頼できる人やサービスは、オープンで正直です。
どんな時も、冷静に考えることが一番の防御です。
今日も読んでくれてありがとう!
SNSの向こう側には、いい人も悪い人もいます。
自分の大切な情報を守れる人こそ、本当に「かしこい人」です。
また明日!


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