ロマンス詐欺の巧妙な手口と対策――SNS恋愛を装う危険に注意!

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ロマンス詐欺は、SNSやマッチングアプリ、出会い系サイトで恋愛感情を装い、時間をかけて信頼を得てから金銭をだまし取る手口です。

魅力的な写真や肩書き、親身なメッセージで心の距離を詰め、ある日「緊急」「今だけ」「あなたにだけ」と送金や投資を要求してきます。

本記事では、主な手口・よくある事例・見抜くサイン・守るための実践策をまとめます。

ロマンス詐欺の代表的な手口

  • SNS・マッチングアプリで接近:高級感や成功を演出したプロフィール。趣味・価値観・境遇の「共通点」を作り、共感を積み上げる。
  • 長期間の“信頼づくり”:数か月〜1年以上、毎日メッセージ。将来の約束や家族の話、弱みの共有で関係を固定化。
  • 会っていないのに金銭要求:病気・事故・税関・渡航費・ビザ・事業トラブルなど“緊急”の名目で送金を迫る。
  • 投資アプリ・偽サイト誘導:利益が出ているように見せるダッシュボードを見せ、追加入金→出金不可→「手数料・保証金」要求を繰り返す。
  • 本人確認を回避:通話・ビデオ通話を拒否、顔写真は流用・加工。会う段になると直前キャンセルを繰り返す。

実際に起きた典型事例

  • 肩書き偽装型:医師や軍人、外交官などを騙り、国際送金や医療費を理由に複数回の送金を要求。断ると「命に関わる」などで罪悪感を刺激。
  • 投資アプリ誘導型:「簡単に稼げる」と偽アプリへ誘導。少額の“見せかけ利益”で信頼させ、出金時に保証金・税金を請求され連絡断絶。

これが赤信号――見抜くサイン

  • 会ったことがないのに送金・投資を求める。
  • 「今すぐ」「内緒で」「あなたにだけ」を多用して急がせる・秘密にさせる。
  • プロフィールが完璧すぎる、写真がストック素材風、投稿が少ない・同じ写真の使い回し。
  • 日本語が不自然/時間帯がいつも同じ(時差の矛盾)/身元確認やビデオ通話を回避。
  • 外部サイト・アプリ登録を強く勧める、出金に追加費用が必要と言う。

被害を防ぐための実践チェックリスト

  • 一度も会っていない相手にお金を送らない・立て替えない・暗号資産を送らない。
  • 本人確認は自分で主導:相手の顔を映す双方向ビデオ通話+ランダムなポーズ指示(瞬き・手振り・合図)でリアルタイム性を確認。
  • 画像の逆検索・プロフィール検証:画像検索で流用判定、肩書き・所属は公的ページでクロスチェック。
  • 第三者の目を入れる:家族・友人・職場・消費生活センターに相談。恥ずかしくても相談が最短の防御。
  • 金融行為は正規の窓口のみ:URLは公式ドメイン、アプリは公式ストアから。

すでにやり取りしている/お金を送ってしまったら

  1. 即時停止:やり取りを中断・ブロック。振込は銀行へ「振り込め詐欺救済法」に基づく組戻し相談。暗号資産は取引所サポートへ連絡。
  2. 証拠保全:チャット履歴、送金記録、サイトURL、スクショ、相手のID・電話番号を保存。
  3. 公的窓口に相談:消費者ホットライン「188」、最寄り警察署・サイバー犯罪相談窓口へ。海外絡みは大使館・公的機関への照会も検討。
  4. 二次被害に注意:「返金代行」「被害回復のための手数料」勧誘は新たな詐欺。無視・通報。

メッセージに返信する前の“3問セルフテスト”

  1. 会わずにお金/投資/暗号資産を求めていないか?
  2. 急がせる言葉(今すぐ・秘密・特別)が連発されていないか?
  3. 第三者(家族・友人・専門窓口)の意見を聞いたか?

1つでも「NO」なら、その話は止めて相談へ。

まとめ――“恋”より先に“確認”を

ロマンス詐欺は、長期の信頼づくりと巧妙な演出で財布と心に入り込みます。

「会っていない相手の金銭要求」「急ぎ・秘密・特別」「外部アプリ誘導」は危険サイン。

どんなに甘い言葉でも、恋より先に確認。そして、迷ったら一人で抱えず第三者に相談しましょう。

本日もお読みいただきありがとうございました。
優しい言葉は証拠ではありません。
冷静さと記録、そして相談があなたを守ります。
また明日!

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