今回も毎年多くの被害者を出し、資産を奪う【二分法詐欺】の手口を説明します。
この記事を読まれている人に限らず、家族や友達、同僚にもお話しください!
悲しい思い、苦しい思いになる人が一人でも減れば嬉しいです。
ぜひ、お子さんにも経済的自立ができるよう、話を読み聞かせをしていただきたい!
正しい知識と金融教育が、自分や大切な人を守ってくれるバリアとなります!
物語:カモくんとサギさんの「6回つづく予言」
【はじまり】
ある日、サギさんが「来週、株の値段が上がるか下がるか、どちらかを当ててみせるよ!」と、たくさんの人に予言を送りました。
3200人には「上がるよ」と言い、
べつの3200人には「下がるよ」と言いました。

【次の週】
サギさんは当たった人だけにまた予言を送ります。
また「上がる」「下がる」と半分ずつに分けて送ります。
これを6回くり返すと、最初は6400人いたのに、最後まで「予言が全部当たった!」と思う人が約100人も残ります。
【サギさんのワナ】
サギさんは、その100人に「すごいでしょ?次の予言は特別に教えてあげるから、お金をちょうだい」と言います。
6回連続で当たったカモくんは「サギさんは本当にすごい!」と思ってお金を渡して(ノウハウを購入して)しまいます。

【手口の解説】
実はサギさんは、たくさんの人に当たりそうなことを言って、当たった人だけを残しているだけだったのです。
【まとめ】
サギさんは、本当に未来がわかるわけじゃなくて、たくさんの人にいろんなことを言っているだけ。
何回も当たったように見えるのは、だましのトリック。
「ぜったいに当たる」「何回も当たった」なんて話には気をつけて!
うまい話にはウラがあるよ!
この物語のような「連続的中」は、二分法というトリックを使った詐欺の手口です。

最後に
ぜひ子どものうちから金融教育に力を入れて、将来につなげてください!
直接、お金を稼いでいなくても、一日一日の積み重ねが複利となって、自分の生活だけでなく家族や仲間の助けになることでしょう!
今日も貴重な時間をいただきありがとうございました♪とても嬉しいです!
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