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毎月の給与明細に記載されている社会保険料。「けっこう引かれてるな…」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
実はその社会保険料、半分は会社(事業主)が負担してくれているのです。
この記事では、社会保険料の「労使折半」制度の仕組みや、企業が半分を負担する理由、そして私たちが知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。
社会保険料の労使折半とは?
日本の社会保険制度では、健康保険、厚生年金保険、介護保険(40歳以上)などが対象となり、労働者と事業主が半分ずつ保険料を支払います。
| 社会保険の種類 | 会社の負担割合 | 従業員の負担割合 |
|---|---|---|
| 健康保険 | 50% | 50% |
| 厚生年金保険 | 50% | 50% |
| 介護保険(40歳以上) | 50% | 50% |
| 雇用保険 | 業種により異なる | 業種により異なる |
| 労災保険 | 100% | 0% |
たとえば、厚生年金保険料率が18.3%なら、会社が9.15%、従業員も9.15%を負担します。
なぜ会社が半分負担するのか?
- 企業も社会の一員としての責任がある:
社会保険制度は「支え合い」の仕組み。企業も従業員の生活・老後・医療を支える役割を果たしています。 - 従業員の安定が、企業の安定につながる:
保険料の半分を負担することで、従業員の経済的負担を軽減。結果的にモチベーションや忠誠心が高まり、企業の成長にもつながります。
社会保険料の具体的な負担額(東京都の例)
仮に月収が30万円の正社員の場合、東京都内の保険料率を基にした概算例は以下のとおりです。
| 保険の種類 | 保険料率(概算) | 会社負担 | 従業員負担 |
|---|---|---|---|
| 健康保険 | 9.90% | 4.95% | 4.95% |
| 介護保険(40歳以上) | 1.73% | 0.865% | 0.865% |
| 厚生年金保険 | 18.30% | 9.15% | 9.15% |
30万円の給与なら、会社も本人も毎月それぞれ約4〜5万円を保険料として支払っている計算になります。

労使折半のメリットと注意点
メリット
- 会社が半分負担してくれることで、従業員の生活が安定
- 企業にとっても福利厚生の一環として優秀な人材確保につながる
- 制度を通じて企業が社会的責任を果たすことになる
注意点
- 社会保険料は標準報酬月額や保険料率により変動します
- 雇用保険や労災保険は負担割合が異なるため注意が必要
- 企業の規模や業種によって細かい適用条件が変わることもあります
まとめ:会社と自分、2人3脚で支える社会保障
- 社会保険料の労使折半制度は、企業と従業員が共に負担し合う“支え合い”の仕組み
- 企業側の負担には従業員への配慮と社会的責任という意味がある
- 正しい知識を持つことで、自分の社会保険料の価値を実感できる
給与明細にある「社会保険料」の欄、その半分は会社が支えてくれているということを知っておくことは、働く上での基本でもあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また明日!



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