【中学生にも分かる!】なぜ政府は「貯蓄から投資」をすすめているの?

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はじめに

こんにちは!

今回はニュースなどでよく聞くようになった「貯蓄から投資へ」について、中学生にもわかるようにやさしく説明します。

「貯蓄」や「投資」って聞いたことあるけど、なんとなく難しそう…という人も、これを読めばすっきりするはずです!

「貯蓄」と「投資」って何?

貯蓄(ちょちく)は、お金を銀行などにあずけてためることです。

例えば、お小遣いをちょっとずつ貯めるのも「貯蓄」の一つです。

投資(とうし)は、お金を使って会社の株(かぶ)を買ったり、ファンドにお金を出して、お金をふやすことをめざす行動です。

ただし、うまくいけば増えるけど、減ることもあるというリスクもあります。

日本では今、お金がどう使われているの?

日本では、家庭や国全体で持っているお金の約半分以上が「貯金」として銀行に眠っています。

貯金は安全ですが、そのままだとお金が社会であまり使われないのです。

お金が動かないと、会社が成長したり、新しい仕事が生まれたりするのがむずかしくなります。

政府が「貯蓄から投資へ」をすすめる理由

① 経済を元気にしたいから

会社が商品やサービスを作るには、お金が必要です。

投資されるお金が増えると、新しい技術を開発したり、社員のお給料を増やしたりすることができて、経済が元気になります

② みんなのお金も増える可能性がある

投資した会社ががんばってもうけを出せば、その一部が投資した人に戻ってくることがあります。

この流れを「成長と分配の好循環(こうじゅんかん)」といいます。

③ 将来のお金を自分で用意する時代に

日本は高齢化社会といわれ、年金や社会保障だけでは将来が不安だと言われています。

そのため、自分でお金をふやす力=資産形成がとても大切なんです。

政府はどうやって投資をすすめているの?

  • 新NISA(ニーサ)という制度をつくって、投資で出た利益に税金がかからないようにしている
  • 学校や社会で「お金の勉強(金融教育)」をふやして、正しい知識をみんなが持てるようにしている

つまり、投資を安心して始めやすくする仕組みを用意してくれているんだね。

まとめ

日本では多くのお金が「貯金」として動かずにとどまっています。

そこで政府はそのお金を「投資」にまわすことで、社会と自分の生活をもっとよくしていこうとしているんです。

  • 会社が成長して、働く人の給料もアップ!
  • 投資した人もお金がふえて、使えるお金がふえる!
  • 社会全体が元気になって、未来が明るくなる!

お金のことってむずかしく見えるけど、社会や自分の将来に関係するすごく大事なテーマなんだよ。

これからも、少しずつでいいから一緒に学んでいこうね!

最後まで読んでくれて、ありがとう!
また明日、お会いしましょう!

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