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こんにちは!今回は「eMAXIS Slim 全米株式」の内訳と特徴を解説します。
投資信託の中でも人気の高い「eMAXIS Slim 全米株式(S&P500とは異なる構成)」は、
米国株式市場の広範な銘柄に分散投資できるインデックスファンドとして、多くの長期投資家に選ばれています。
この記事では、そのファンドの構成銘柄・業種バランス・メリット・リスクポイントなどをわかりやすく紹介していきます。
eMAXIS Slim 全米株式とは?
このファンドは、MSCI USAインベスタブル・マーケット指数に連動することを目指しています。
この指数は、アメリカの上場企業1,500社以上を対象とし、大型・中型・小型株までカバーしているのが特徴です。
ファンドの最大の魅力は、信託報酬が年率0.09372%(税込)という圧倒的な低コスト。
投資対象・内訳のポイント
1. 投資銘柄の構成
時期によって変動しますが、おおよそ1,500銘柄以上の米国株式に分散投資しています。
構成には、GAFAやエヌビディアなどの成長株に加え、中小型株まで幅広く含まれています。
2. 組入上位銘柄(2025年時点の目安)
| 銘柄名 | 業種 | 構成比率の目安 |
|---|---|---|
| マイクロソフト(MSFT) | 情報技術 | 約6% |
| アップル(AAPL) | 情報技術 | 約5% |
| アマゾン(AMZN) | 一般消費財・サービス | 約3~4% |
| エヌビディア(NVDA) | 情報技術 | 約2~3% |
| アルファベット(GOOGL) | コミュニケーション・サービス | 約2% |
※構成比率は市場状況や株価により日々変動します。
最新情報はファンド運用会社(三菱UFJ国際投信)の月次レポートをご確認ください。
3. 業種別の特徴
情報技術セクター(IT関連)が中心で、米国経済の成長を牽引する分野に強く投資しています。
次いで、消費財・ヘルスケア・金融・コミュニケーションなど多様なセクターがバランスよく組み込まれています。
これにより、特定銘柄への集中リスクを軽減しながら、成長性も享受できる構成となっています。

eMAXIS Slim 全米株式のメリット
- 米国の大企業から中小型株まで幅広く投資可能
- 超低コスト運用(信託報酬0.09372%)で、手数料負担が少ない
- インデックス投資による長期分散効果でリスクが抑えられる
- 米国の成長を取り込む戦略に適しており、FIRE層にも人気
投資を考える際のポイント
- 米国株市場全体の影響を受けやすい(好景気・不景気の波)
- 為替リスク(ドル建て資産のため円高局面では評価額が下がる)
- 特定の業種(情報技術)に偏りがある点は理解しておく
まとめ:全米に投資し、未来に備える
eMAXIS Slim 全米株式は、「アメリカ全体に低コストで分散投資したい」という方にぴったりのファンドです。
特に長期的な資産形成を目指す初心者や、FIREを目指す個人投資家にも根強い人気があります。
銘柄選びに自信がない方でも、米国経済の成長そのものを取り込む投資戦略ができる点が魅力です。
気になる方は、三菱UFJ国際投信の公式サイトや月次レポートで最新情報をチェックしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また明日!



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