eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の内訳について

この記事は5分で読めます。

こんにちは!

今回は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を解説します。世界の経済成長にあわせて、幅広く分散投資したい──。

そんな方に人気なのが、eMAXIS Slim 全世界株式(通称:オルカン)です。

この記事では、このファンドの内訳、上位銘柄、業種・地域の特徴、そして投資する際のポイントまでわかりやすくご紹介します。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とは?

このファンドは、MSCI ACWI(オール・カントリー・ワールド・インデックス)に連動して運用されています。

先進国・新興国の株式市場を合わせた世界の株式約2,600~2,700銘柄にまとめて投資することで、1本で「全世界」に分散投資できます。

2025年6月時点では約2,678銘柄が組み入れられています。

組入銘柄の上位例(2025年3月末~6月末データ)

以下は、オルカンに組み込まれている上位銘柄の一例です:

順位銘柄名国名業種/セクター組入比率(目安)
1位Apple Inc(アップル)アメリカ情報技術約4.2~4.5%
2位NVIDIA Corp(エヌビディア)アメリカ情報技術約3.5%
3位Microsoft Corp(マイクロソフト)アメリカ情報技術約3.5~4.1%
4位Amazon.com Inc(アマゾン)アメリカ一般消費財・サービス約2.4~2.5%
5位Meta Platforms Inc(メタ)アメリカコミュニケーションサービス約1.6~1.9%
6位Alphabet Inc(グーグル)アメリカコミュニケーションサービス約1.0~1.4%
7位Tesla Inc(テスラ)アメリカ一般消費財・サービス約1%
8位Broadcom Incアメリカ情報技術約1%
9位Taiwan Semiconductor Manufacturing(TSMC)台湾情報技術約1.1%
10位Berkshire Hathaway Incアメリカ金融約0.9%

上位は米国のテック大手が多くを占めますが、台湾やその他の先進国・新興国企業もバランスよく含まれています。

業種別の特徴

情報技術セクターが約30~35%を占めており、成長性の高い分野に重点投資されています。

そのほかにも、

  • 一般消費財・サービス
  • ヘルスケア
  • 金融
  • コミュニケーションサービス

といった業種に分散しており、単一業種への集中リスクを軽減する設計となっています。

eMAXIS Slim 全世界株式の魅力

  • 信託報酬は年率約0.05775%と超低コスト
  • 先進国・新興国すべてに投資できる「地球まるごと投資」
  • 1本で世界の分散投資+長期成長への期待をカバーできる

投資を始めるにあたってのポイント

  • 長期保有が前提:短期的な価格変動に一喜一憂せず、コツコツ積立が基本
  • 為替リスク:ドルやその他通貨との円換算によって評価額が変動
  • 月次レポートで定期チェック:銘柄や比率の変化に注目して、理解を深めましょう

まとめ:地球規模の分散投資で未来に備える

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、

  • 投資初心者でも迷わず始めやすい
  • 1本で「先進国も新興国も」すべてに分散できる
  • 低コストで続けやすい

という理由から、多くの長期投資家・FIRE志向の方に選ばれています。

最新の構成比率や銘柄情報は、三菱UFJ国際投信の公式サイトや証券会社の月次レポートをご確認ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また明日!

コメント

タイトルとURLをコピーしました